「コロナ後」はじめての学校年度が始まる
コロナ禍もだいぶ落ち着き、昨年から留学生受け入れを再開したニュージーランド。
国内は感染者数などは一定数いますが、国民の大多数は「ウィズ・コロナ」を受け入れ、
マスクをする人も少ないコロナ前と一見変わらない日常生活に戻っています。
留学生も続々到着
長期留学生が留学開始する時期としては最も一般的なのが、ニュージーランドの学年初めの二月。
1月下旬に入国し、ホームステイ先に落ち着き、学校開始を待つ生徒が多いです。
中学・高校生の留学生も続々到着し、ホームステイ先にもほぼ無事入居しました。
本日は学校でオリエンテーションが行われました。こちらの写真はGreen Bay High Schoolにて。
生徒たちは初めての場所に緊張感もありますが、和やかなスタッフや学校の雰囲気のお陰で、少しずつ表情もやわらぎます。
オークランドの大雨洪水災害を乗り越えて
今年2023年の夏は、1月下旬にオークランドを襲った大雨洪水災害で記憶されるでしょう。
4人が亡くなり、がけ崩れや陥没、停電、断水など、被害は甚大です。
ちょうど留学生の到着時期に重なりオークランド空港の閉鎖などもあり、予定していた飛行機がキャンセルになった生徒さんたちも少なくありません。ホームステイのお宅が被害に遭い、ステイ先の変更を余儀なくなれた生徒さんたちもいました。
いまだ入国できていなかったり不安な状況にある生徒さんたちが、一刻も早く落ち着いて留学生活を開始できるよう祈るばかりです。
ニュージーランドの災害の中でも頻度、被害額ともにナンバーワンの洪水は今後も起こること自体は避けられないでしょうが、人災にあたる被害部分を最小限に食い止めるべく、国中で取り組んでいきたいものです。
参考ウェブサイト:ニュージーランドの洪水について(オンラインのニュージーランド百科事典 Te Araより) https://teara.govt.nz/en/floods/page-1